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ミカルディスは小児に適応していない

高血圧は高齢者に起こる疾患であると考えられてしまいがちですが、必ずしも高齢者に限って起こるものではありません。
その若年化が進んでいることが知られており、若い世代でもよく患者が見られるようになりました。

また小児高血圧症も知られており、あらゆる年齢の人がなりうるのが高血圧の特徴です。
高血圧は血圧が高い状態が維持されてしまっているというのが病態であり、腎臓や心臓などに基礎疾患を持っている場合と、生活習慣や加齢が原因となっている場合とが主なものです。

治療においては原因となる基礎疾患がある場合にはその治療が目指され、生活習慣が原因である場合には食事や運動を基本とした生活習慣の改善が目指されます。
ミカルディスのような安全性が高くて有効性もある降圧剤は高血圧治療においては汎用されます。
血圧が高い状態が維持されてしまうと合併症のリスクが高まるからであり、ミカルディスの投与によって血圧をコントロールするということがよく行われるようになっているのです。
しかし、小児高血圧症もの治療の場合にはミカルディスは適応がありません。
小児に対する使用では安全性が確認されていないからです。
ミカルディスに含まれるテルミサルタンと同種の成分であるバルサルタンを含む医薬品は小児に適応があり、そのガイドラインも確立しています。

その他にもカルシウム拮抗薬であるアムロジピンやアンジオテンシン変換酵素阻害薬であるエナラプリル、リシノプリルなども適応があることから、小児の血圧管理についても幾つかの選択肢がある状況になっています。
小児においても血圧が高い状態が保たれないようにすることが重要であり、降圧剤は比較的よく用いられています。

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